2008年09月23日

<予言>「岡崎で大地震」うわさで町は大揺れ

「9月13日、愛知県岡崎市を震源とする大地震が起きる!」−−。こんなうわさを聞いた人は少なくないはずだ。うわさの「震源」はブラジル人の自称予言者で、雑誌やインターネットで「予言」の内容が広まった。Xデーに備え、防災グッズを買い求めたり、家族で遠くに旅行に行くなど不安を抱く人も多かったが、地震はなかった。騒動を振り返る。【山田一晶、佐野裕】

 岡崎市などで広まった予言は「08年9月13日には岡崎市でマグニチュード8・6の地震が発生し、3万人が被災し600人以上の死者が出る。この地震は日本でなく中国で起きる可能性もある」との内容。ネットで紹介され、たちまち広がった。

 岡崎市のあるスーパーでは13日前の1週間に懐中電灯、カンパンなどの防災関連商品が通常の2倍以上売れ、一部商品は品切れになった。店の担当者は「買い物客に購買理由を尋ねたわけではないが、例のうわさの影響が大きいと思う」と話す。別の郊外型大型店でも、通常なら防災の日(9月1日)をピークに売れ行きが止まる防災グッズが13日まで売れ続けた。担当者は「2〜2・5倍は売れた。食料や水だけでなく、家具の転倒防止器具の売れ行きもよかった。客が地震を想定していたのは確か」。

 岡崎市は8月末に死者2人を出す豪雨に見舞われた。市が設けた災害対策本部にも「13日の地震」に関する問い合わせが何十件も寄せられた。市防災課によると「うわさが広まっているが、地震は起きるのか」との内容が大半。豪雨の際に避難勧告が市民にうまく伝わらなかったこともあり「どうして地震の避難勧告を出さないのか」と詰問するような電話もあったという。

 子供たちの間でも地震のうわさが拡大した。岡崎市立甲山中2年生の女子生徒は「友達と『部活を休んで逃げようか』『死ぬんだったら宿題しなくていい』という話で持ちきりだった」と振り返る。男子生徒は「信じてない子が多かったが、水や食料を買いだめした子もいると聞いた」。他にも「家の中でも通学用のヘルメットをかぶっていた」「地震を避け、家族で長野県の親類の家に行った」との例もあった。

 人騒がせな自称予言者は、地震が起きなかったことについて「ハッピーなことだ」と日本の代理人を通じてコメントしている。

 ◇専門家の言葉、よほど有益−−SF作家の山本弘さん

 いわゆる「トンデモ本」や「トンデモ物件」を品評する「と学会」会長でSF作家の山本弘さんは、今回の「予言」にまつわる騒動について次のようにコメントした。

    ◇

 70年代に米のジャーナリスト、デビッド・ワルチンスキーらが行った調査によると、雑誌に載った10人の予言者の予言、計360件のうち、当たったのはたった4件だったという。予言の99%は外れている。

 天変地異の予言に関して言えば、過去、多くの占師や予言者がさまざまな警告を発してきたが、大災害の起きる年月日や場所を正確に当てた例は皆無だ。今回の予言者にしても、08年1月から9月の間に世界で起きるという大地震を20件予言したが、見事にすべて外している。

 予言を信じるという行為は、競馬で勝率ゼロの馬に賭けるような無謀なギャンブルだ。もちろん地震も台風もいつか必ず来るのだから、災害への備えは必要。しかし、オカルト的な予言など必要ない。根拠のない予言などにおびえるより、地震学や災害対策の専門家の言葉に耳を傾けた方が、よほど有益だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000002-maiall-soci
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ジュセリーノのような人物を取り上げるテレビ局には天罰でも下ってほしいものですね。

ただしよくよく考えると東海地方で大地震が起きる確率は高いわけで、今回の騒動で地震への備えをした家庭はそのうち役立つかもしれませんね。備えあれば憂いナシなわけです。
posted by orute at 14:16| Comment(2) | TrackBack(2) | 予言・予知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
予言に関しては、本当に当てている本物がいませんね。ところで、明治の時代に易の名人と言われた高島嘉右衛門という人を知っていますか。この人は自分の占った結果を高島易断という著作にして残していますが、それを読むとほとんど当たっています。それも、ノストラダムスの予言のように曖昧でなく、実に正確に当てています。間違いなく世界一の預言者は彼だと思います。ともかく、的中した証拠が残されているので信じないわけにはいかないのです。研究する価値ありと思いますが。
Posted by ハナムラ at 2008年09月25日 23:51
ハナムラさん いつもどうも
高島嘉右衛門さんは本当にすごい方のようですね。高島易断の名前を悪用して問題を起こしている教壇があるようですが、高島嘉右衛門さんは本物のようです。しかしながらすでに亡くなった方なので研究しても仕方がないのかなと。
私の希望としては今生きている本物の霊能者がどこかにいないものかなということなのです。

インターネットがこれだけ普及している中で、本物の霊能者の情報もどこかにありそうなものだなと。
ジュセリーノのようなまがい物ではなくて、本物の予知がどこかでなされていてそれが見事に的中しているといった事実が知りたいのですが、残念ながらそんな本物はいないのか、いても姿を隠しているのかどちらかなのだろうというわけです。

今回起きている金融危機も未来を予知できる霊能者が存在していたのなら、事前にアメリカや日本の首脳にその情報と伝えて未然に防ぐことができたのでしょうけど、そんなこともなく最悪の事態が刻々と近づいているところを見るとそんな能力を持った霊能者というのは世界中に存在しないのかなと。

この1年で会って話を聞いて見たいなと感じたのは、木内鶴彦さんだけのようです。
Posted by orute at 2008年10月12日 14:24
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予言が外れた預言者についてのお話
Excerpt: 上の記事で紹介されている予言者は、記事中に名前こそ出ていないが、予言の内容や出身国などから考えると、おそらくこの人だ。
Weblog: ただいまに生きる
Tracked: 2008-09-23 19:40

本気じゃないよね? <予言>「岡崎で大地震」うわさで町は大揺れ
Excerpt: えーと、これはどこから突っ込めばいいんでしょうか。 みんな面白がっていただけですよね、本気ではないですよね? しかし、日本は本当に予言が好きですよね。 ノストラダムスもずいぶんと..
Weblog: K(ケイ)のニュース24
Tracked: 2008-09-23 20:56
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